|
一般的に、天井の期間は短く、下がりきった相場は長く続くものです。 天井にも、期間の長いものと短いものがあります。 期間の比較的長いものには、二重天井、三尊天井、保合天井があり、 短いものにはV字天井があります。 天井の期間や型は、その株のクセ、習性によるところが大きいので、天井の型は一概には言えませんので、その時の相場環境を研究する必要があるでしょう。 いずれにして、天井の期間は短いのものであります。 だいたい株が上がったり下がったりするのは、一般の投資家の不特定多数の売り買いが交錯して出来上がっていると思われるかもしれませんが、 株価というのは仕手によって仕組まれた結果、上がり下がりを生じており、 天井とは、いわば、力を入れて買っていた仕手が手を引いた状態ですので、仕手が買わなくなれば、人気もあっという間になくなり、元の安値が恋しくなるものです。 天井だと思えば、迷わず売ることです。 ※ 二番天井とは株式のチャート分析で用いる言葉でダブルトップともいわれ、チャートの形の一つで三尊型と並び、天井の形として注目されます。 三尊型との違いは、高値AからBまで下げたあとに反発し、Aに迫るものの、これを突破できずに2番天井Cをつける点で、これは、三尊型を形成するほどの力はないと、下げたあとの上げの勢いの違いを表している。 ※ 三尊天井とは、大きな相場ではしばしば相場が成熟してくると、上昇ピッチが加速され、高値をつけ一旦天井を打つ。その後、反落し安値を付けると再び上昇に向かい、先の高値を上回る高値を付ける。 そして再び下落すると再度安値をつけ反転し、再び高値圏に向かおうとするが最高値を奪還できず反落し、その後は相場は下落に向かう。なければ、手を出さずに見送ることも大切です。 |
|
|||
Copyright (C)2015. 古歌・辞世の歌・禅の言葉・名言・格言から生き方を学ぶ All rights reserved. |