|
百尺の長さの竿の先から、さらに一歩進めてみよ、という意味です。 石橋を叩いて渡るような人には、一見、危険なことのように思えますが、 真の安全とは一歩踏み出すことからはじまるものです。 特に株の世界では、安全策を取った買い方をすれば、安全のように思いますが、これは間違いであることが多く、百尺の竿の先から、敢然と一歩先を踏み出すように、危険に向かって飛び込んでいくことこそが、死中に活を求めることになるのです。 なかなか説明は難しいですが、自ら進んで危険に飛び込めば、その瞬間に危険は安全に変わることがしばしばあります。 ですから、株を買うときも誰でも買いやすい時期に買うのは、簡単ですが、これは非常に危険が伴いやすく、一方、人が皆、景気がこんなに悪く、こんな時期に株を買うのは愚の骨頂だと思っているようなときこそ、真の買い場が来ているのです。 買いにくいときに買うことは、勇気がいりますが、そういうときの投資こそ成功しやすく、だれでも買いやすい時期の投資は損をするものです。 ※ 二番天井とは株式のチャート分析で用いる言葉でダブルトップともいわれ、チャートの形の一つで三尊型と並び、天井の形として注目されます。 三尊型との違いは、高値AからBまで下げたあとに反発し、Aに迫るものの、これを突破できずに2番天井Cをつける点で、これは、三尊型を形成するほどの力はないと、下げたあとの上げの勢いの違いを表している。 ※ 三尊天井とは、大きな相場ではしばしば相場が成熟してくると、上昇ピッチが加速され、高値をつけ一旦天井を打つ。その後、反落し安値を付けると再び上昇に向かい、先の高値を上回る高値を付ける。 そして再び下落すると再度安値をつけ反転し、再び高値圏に向かおうとするが最高値を奪還できず反落し、その後は相場は下落に向かう。なければ、手を出さずに見送ることも大切です。 |
|
|||
Copyright (C)2015. 古歌・辞世の歌・禅の言葉・名言・格言から生き方を学ぶ All rights reserved. |