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新聞などに正確なニュースが発表されると、そのあたりが天井になって、そのあと下がってしまうことがしばしばあります。 これを「材料出尽くし」で下げたといいます。 株というのは、いろいろな材料をはやして上がっていくわけですが、その材料がホンモノなのかニセモノなのか、実際に業績にどの程度寄与するのか、といったことは、よく分からないケースが多い。 しかし、材料というものは、はっきりしない、不確実な間が、株価を上げる力を持っているのです。 投資家の中には、材料が確実なものでないと買うことのできない人もいますが、これは実践ではむしろ非常に危険であります。 なぜなら、材料が確実になった段階では、しばしば天井を打ってしまうからです。 結局、確実、正確なものしか受け入れられない性格の人は、株式投資とか金儲けには向いていないのです。 株式投資は不確実なものを受け入れる度量が必要なのです。 |
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