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一般的には、好材料は買い、悪材料は売りであるように考えられますが、実際には、かならずしもそうではありません。 「上り坂」というのは、上昇相場のことですが、上昇相場の場合には、途中で悪材料が出て、一時的に安くなることがあってもそこは絶好の買場で、そのあとさらに上昇するものです。 もっとも、実際問題として考えるとき、上昇相場の途中で悪材料が出るということは、ほとんどないといって良いでしょう。 ただ、突発的な火災などの事故は、時々発生する可能性があります。 株というものは、天井をつけるまで上げ続けるのが、自然の動きなのです。 これは、季節に、春、夏、秋、冬とあるのと同じようなもので、夏に雪が降ることはまず考えられないと同じように、相場も天井を打つまでは、上がり続けるのが自然の法則なのです。 いっぽう、いったん天井を打った場合は、底になるまでは、下げ続けます。 これも同じように自然の法則であります。 つまり、株というものは、あくまで自然の法則にしたがって動いているのであって、その方向を確かめるのが、実践ではまず重要になってきます。 |
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