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「待つ」ということは、株の売買では、もっとも重要なこととひとつですが、また、もっともむずかしいことのひとつでもあります。 「待つ」ということは、具体的な言いますと、買いと「カラ売り」の二つの場合があります。 買いのほうでは、上昇トレンドの押し目を待って買う押し目買い、大底とか底になるまで待って買う大底買い、底値買いがあります。 また、買った株の手仕舞い売りとしては、大底や底で買った場合は、あわててすぐ売ってしまってはダメで、じっと上がるのを忍耐強く待っていなければなりません。 この上がるのを待っているということは、けっしてやさしいことではありませんが、「待つは仁なり」という言葉を、自分自身に言い聞かせながら、じっと高くなるのを待っていなければなりません。 その場合、かなり上がってきたら、一応1000株だけでも売っておけば、気持ちに余裕ができます。 そして、相場を冷静に見ることができ、「待つ」という苦しみが、かなり和らいできます。 |
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