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大ケガをして困っている投資家を見ますと、全財産を一度に買いとか「カラ売り」に投じてしまったケースがす少なくありません。 これは、一度に大きく儲けようという欲と、細かく何回にも分けて、用心深く売買するのは面倒なのが、原因の一つであると思われます。 また、なかには、まず千株ぐらいの打診買いを出し、それから様子を見て、適当に買うというような、売買の基本さえ、よく知らない人です。 いずれにしても、株式投資というのは、あくまで慎重に臆病にやるべきものです。 相場で成功した数少ない相場師である、福沢桃介、望月軍四郎などは、いずれも細心であり、臆病であったようです。 株式投資とは、全財産を投じてやるものではありません。 せいぜい、金融資産の2、3割程度までにしておき、残りは全部、公社債などの金融商品で運用すべきでしょう。 また、信用取引の「カラ買い」は、絶対にしてはいけないです。 |
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