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悪しきとて ただひと筋に 棄つるなよ 渋柿を見よ 甘柿となる 【歌の意味】 人には、それぞれ長所もあれば短所もあるので、その人の短所だけを気にして交際を止めるようなことをしてはいけないよという趣旨です。 相手の性質はどうあれ、自分が心を込めて尽くせば、後日、必ず誠意が分かってくれ、自分に協力してくれるだけでなく、役に立つよい人物になってくれるものです。 しかし、他人に特別な好意を持ってもらおうなどと卑屈な気持ちは持たないほうがよいでしょう。 あなたが相手の欠点を見ず、相手の素晴らしいところだけを見つけて、それをほめるようにしますと、相手もあなたに対して自然に好意を寄せてきて、いい人間関係ができあがるのです。 生活指針 @ 付き合いの根本は、頭が低い、感謝の心を忘れない。 A 頭のめぐりの良い人は自惚れて、自らつまずきやすい。 B 無骨な正直者がいる。たいてい最後には、このタイプが勝ちます。 |
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