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他人の行動や態度にイライラしてしまい、悪口を言ったり批判したりしてしまう人がいます。ですが、そんなことをしても自分の中に悪い感情が溜まるだけです。 気分が晴れたりしないのです。 ★ 悪口は自分に余裕がない証拠 悪口を言ったり、他人の批判をしたりしてばかりの人がいます。こういったタイプの人は、何か面白いジョークであるかのように、会話に悪口をはさみます。ですが、悪口を本当に楽しめる人はいるのでしょうか。聞いている人も、口にしている本人にも、何ひとつ得はないのです。 悪口を言う人の中には「悪口はストレス解消にいい」だなんて、本気で考えている人もいるのかもしれません。しかし、悪口を言う人こそストレスを溜めやすく、心の中に解消できない悩みを抱えているのです。 他人の行動や態度が気に入らないのは、自分に余裕がないことの表れです。心にゆとりがある人は、他人の行動をいちいち気にしません。それに、どうしても相手に伝えたいことがあるなら、相手を傷つけないように、それとなく伝えるほうがいいはずです。 また、相手を批判したがる人には、相手よりも自分のほうが上の立場にあると誇示したいという思惑があります。これは、裏を返せば自分に自信がないということです。相手をおとしめることで、自分の地位が高いと思いたいだけなのです。 このような人に必要なことは、自分にプライドを持つことです。正しいプライドが身についていれば、人それぞれに価値があることを知っています。だから、他人に対して不必要な「口撃」はしないのです。 悪口や批判の多い人は他人に「自分は心にゆとりがない」「自分は自信がない」と、触れ回っているようなものなのです。 ★ 悪口を言わなくなるために あなたにもしも、悪口や批判が多いようであれば、心の乱れを落ち着かせてください。 そのために、次から説明する方法を実践してみましょう。 @ 自分は何が気に入らないのか考える 他人を批判したくなったら、まず口をつぐみ、その理由を考えてみます。相手がうらやましいのでしょうか。それとも、自分が正しいと思いたいのでしょうか。 A 自分の中に解決方法を探す 不平不満は他人にぶつけても解決しません。自分の悩みを一番最初に相談できる相手は、自分自身なのです。イライラを解消するために、何が必要なのかを考えてみましょう。 |
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