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他人の意見を参考にするのは大切ですが、それに流されて、自分の考えを見失わないように気をつけたいものです。あなたの周囲に、いつもネガティブなことばかり言う人はいませんか? そんな言葉に惑わされてはいけません。 ★ 自分に自信のない人は要注意! 何か新しいことをしようと思い立ったとき、「どうせ、そんなのうまくいかないよ」なんて、誰かの言葉に惑わされた経験はありませんか。 人から受けた言葉は、悩んでいるときに背中を押してくれることもあれば、思いとどまらせることもあります。場合によっては助けられるケースもありますが、せっかくのアイデアが本格的に動き出す前からストップしてしまうような、むしろマイナスに働いてしまうケースもあります。 とくに、クヨクヨしがちで自分に自信のない人の場合、他人からの否定はとりわけ大きな壁となって立ちふさがるでしょう。自分の中で「できるはず」という確信があったとしても、誰かのネガティブな発言のほうが重く、確かなものに感じられてしまうからです。 しかしそもそも、「失敗するかもしれない」と考えていたら、新しいことは決して始められません。まったく新しいことの多くは、元より前例がないのですから、一度はやってみないと、うまくいくかどうかはわかりません。だからこそ、挑戦してみる価値があるのです。 ★ あなたの名案にネガティブな人がいた場合は? では、あなたが時間をかけて考え、あなたなりの勝算があって出したアイデアに、ネガティブな意見を出された場合どうすればいいのでしょうか。すぐにその意見を無条件に受け入れてしまいがちなのです。その前に、本当に相手の意見が妥当かを検討すべきでしょう。 ネガティブな反応を示す人の中には、あなたのアイデアをきちんと把握できていないだけの人もいるかもしれません。あなたが理由を交えて説明すれば、相手も納得する可能性もあります。あなた自身の意見を大事にするということは、自分を大切にすることにもつながります。 もしも、相手が二言目にはネガティブなことを言うようなら、マイナス思考の人だった場合は、真正面から取り合わないことです。どれだけ議論を重ねたとしても、建設的な意見は生まれないでしょう。自分にまで「ネガティブさ」が浸透してしまう前に、決別すべきです。 逆に、他人からのネガティブな意見が、自分のアイデアの欠点を補強するような内容であった場合は、うまく活用することを考えましょう。せっかくのアイデアはお蔵入りにするよりも、表に出して進めたほうがいいのです。 |
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