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★ 相田みつお(1924〜1991)の名言 昭和、平成期の詩人、書家。 やさしい詩を素朴な書体で書いた作品で知られる。詩集に『人間だもん』『おかげさん』など。
★ 人はつい多くを求めてしまうもの 人は与えられた幸せ以上のものを求めてしまいがちです。 「もっと欲しい、もっと欲しい」と際限なく求め続けていれば、自身は満足できるかもしれませんが、周囲にも同じように幸せを求め続ける人がいたとしたら、そんな状況で、全員が満足な幸せを共有できるのでしょうか。 たとえば、何人かの目の前のテーブルに料理が並んでいたとします。それはひとりひとりが十分に満足できる量でありますが、その料理を囲んだ人たちみんなが欲張って、自分の適量以上を取って食べようとしたらどうなるでしょう。 必ず、誰かの分の料理は足りなくなってしまいます。 ★ 欲張らず、人に与えることを考えよう 目の前にあるものが限られた量しかないのであれば、それを分け合うことを考えましょう。 どんなものにも適量があります。欲張って手に入れたものが無駄になってしまえば、本来それを手にするはずだった人が損をしてしまうだけで、誰も得をしません。 もしもそれぞれの人が「自分はこれで十分だから、残りの分はほかの人に譲ろう」と考えたら、みんなが満足できる量を食べられるでしょう。もしかすると、もっと多くの人とも、料理を分け合えるかもしれません。 世の中にいるすべての人が幸せを分け合うことを考えられれば、世界にはたくさんの幸せが溢れるはずです。その第一歩を踏み出すのは、あなた自身です。 |
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