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★毎日の生活を規則正しく定め、ダラダラした生活にならないようにすることが大切です。 学生時代を思い起こしてみてください。 非常に自由で伸び伸びとした気ままな生活でき、だれも干渉しないし、まさに天国だったのではないでしょうか。でも、その反面、少し気がゆるみ、新聞などを読んだまま、そのまま床に放りっぱなしにしていると、いつのまにか、床が見えなくなるほど、だらしのない生活にもなっていたはずです。 リタイア後の生活も学生時代に戻ったようなところがあり、仕事からは解放され、毎日が自由気ままに過ごせ、日がな一日、何をするでもなくのんべんだらりと費やしてしまうことにもなりかねません。 自由気ままが過ぎますと、朝は気が向いたまま起き、そして昼ごろまでボーっとテレビの前に座り、なかなか腰が上がらない。 ふと気がつくとすでにお昼近くになっており、まだ寝間着のままだったりします。 やはり、自由な生活には、自分で節度を持っていなければ、だらしのない生活になってしまい、最後は、生活自体がどうでもよくなって、毎日の生活に生きがいや楽しさが見出せなくなり、ボケ老人みたいな生活になってしまうのです。 そうならないためには、毎日の生活時間に規則性を持たせましょう。 まず、朝は何時に起きると決めておき、起きたらすぐに着替えて、顔を洗って歯を磨き、それからご夫婦二人で少し家の周囲をリフレッシュ散歩するのも良いでしょう。 三度の食事の時間、洗濯や掃除の時間、買い物の時間、趣味に当てる時間、散歩の時間、テレビを見る時間、入浴時間、読書の時間といったスケジュールを大まかにでも立てることです。 そのうえで、フリーの時間をつくって、そこで図書館に出かけたり、ショッピングを楽しんだり、あるいは少し遠出をして、そのときどきに思いついたことをするのもいいでしょう。予定が決まっていると、てきぱき動くようになるし、気持ちも前向きになります。 ただし、生活時間はあくまでおおまかなものにしておき、体調や天候などによって変更するのもよく、逆に自分で決めた時間割に束縛されないことも大切です。 たまには、DVDに見入って夜更かしするのもよく、久々に友人と飲んで午前さまになってしまうのもよしです。 翌日には、また新たな気持ちで一日を始めたらいいのです。 |
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