|
自分のこと幸運だと考える人と、不運だと考える人では、実際にはどちらが幸せなのでしょう。自分を不運だと考えている人は、その考え方の性で、幸運を逃しているかもしれません。運は自分で手にするものです。 ★ 「ツイてない」と思うからツキは回ってこない あなたは自分がラッキーなタイプだと思いますか。クヨクヨやイライラによく悩まされるタイプの人は、自分がツイていないほうだと考えがちです。 運は目に見えるものではありません。だから、「なんとなく、悪いことばかり起こる気がする」「自分が今、こんな境遇なのは運が悪いせい」というように、自分の気持ちや感覚でとらえることしかできないのです。 あなたがどれだけ「自分は運が悪い」と考えていても、それに何の根拠もありません。本当は幸運なのに、それに気づいていないだけだとしたらどうでしょう。 少し考え方を買えとみましょう。あなたが幸せになるためには、何が足りないと思いますか。自分が不幸だという人は、何かが足りない気がします。お金や地位、恋人や友人、居心地のいい環境など、自分の欲しいものが手に入っていないから、不幸だ感じるのです。 何かに失敗したときや思い通りにいかないことがあったとき、「自分はツイていない」と考えてしまう原因は、自分自身が満たされていないと思い込むからではないでしょうか。自分は不幸な体質だから、不幸なことが起こって当たり前だと思ってしまうわけです。 あなたが「ツイていない」と感じるのは、勝手な思い込みの結果です。あなたの運気を回復させるための一番の方法は、あなた自身が決して不運ではないと自覚することです。 まずは「何かが手に入らないから不幸」と考えるのを辞めてしまいましょう。 ★ ツキを見逃さないように前を向く 「自分が望んでいるものを100パーセント手に入れる」ということなど、世の中を見渡せばまれです。だからといって、多くの人たちが、不幸に苦しんでいるように見えるでしょうか。 客観的に考えてみると、あなたは完全な徒手空拳ではないはずです。持ち物にかぎらず、あなただけの考え方、あなただけの美意識、あなただけのポリシーを持っているはずです。そんなあなたのことを見て「うらやましい」と感じる人も少なくないはずです。 自分のことを「ツイてない」と思っている人は、うつむきかげんで、暗くネガティブな考えにとらわれています。こんなマイナスの感情が剥き出しでは、小さな幸運に恵まれても、それを素直に受け取ることができません。 「ツイている」人はうつむかずに、精神的にも肉体的にも真正面を向いて歩いています。だからこそ、小さな幸運も見逃さないのです。
|
|
|||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 古歌・辞世の歌・禅の言葉・名言・格言から生き方を学ぶ All rights reserved. |