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あなたには得意なことがありますか。「自分にはなんの才能もないし、好きなことはあるけれど、自分より他人のほうが上手」だなんて、ネガティブなことを考えていませんか。そんな考えこそが、あなたから「得意なこと」を奪っているのです。 ★ あなたは一体、何ができる 人から得意なことを聞かれたとき、あなたは堂々と答えることができますか。「自分にはなんの取り柄もない」などと考えてしまい、自分を主張することができないタイプの人がいます。でも、それは自分を過小評価し過ぎかもしれません。 何が得意かという話になると、あまりにもハイレベルなものをイメージしてしまう人がいるようです。ですが、たとえばプロとしてやっていけるレベルや全国大会に出られるレベルでなくても、「自分が一番得意なこと」は得意と言い切っていいはずです。 自分は一体何ができるのか、どんなことが得意なのかを、周囲の人に伝えられるようになりましょう。あなたの力を必要としている誰かがいるかもしれません。あなたと、あなたの得意なことについて話をしたい、あなたの話を聞きたいという人もきっといるはずです。そんな人に、あなたの存在を伝えることができるのです。 あなたが活躍する場を増やしていけば、さらにあなたの話を聞きつけた人が集まります。こうして、さらにあなたの活躍の場は広がるのです。 また、自分に得意なことがあるのに、謙虚な性格で主張できないという人もいるようです。しかし、自分の得意なことを主張をしないでいるのは、あなたの活躍の機会を減らしているということです。それに、あなたの力を必要としている人も、きっといるはずです。 自分の得意なことを周囲に知らせるのは、まるで自慢しているかのようで嫌だという意見もありますが、そんなことはありません。自分のできることを得意げに語り、周囲の人に対して誇らしげに振る舞うのが自慢です。そんなことをしていては、もちろん嫌われてしまうでしょう。 ですが、このような過剰な主張をせず、自分の得意なことを隠さずに事実を端的に表わすだけであれば、非難されることはないはずです。 ★ 自分の得意なことを探すには 「それでも本当に、自分には得意なことが何もない!」と思ってしまう人もいるでしょう。ですが、そんな人だって、自分の得意なことが思いつかないだけなのです。 これまでの人生の中で、誰かから褒められたことはありませんか。また、あなたが何気なく行っていることを、周囲の人がうまくできていないということはありませんか。 それらはあなたの得意なことといっていいでしょう。あなたが自分自身の得意なことに、気づいていないだけなのです。
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