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日頃悩んだり、考え込んだりしやすいタイプの人の多くは、好奇心があまり強くないようです。日常の退屈なものだと感じている人も、好奇心が衰えている危険性があります。あなたの周りには楽しいものごとや刺激的なできごとがたくさんあるはずです! ★ 「退屈な毎日」と思うのは勘違い 通勤や通学の途中、「今日もまた、いつも通りの一日が始まるんだ・・」 と、憂うつな気持ちになることがありませんか。とくに週明けの月曜日は多くの人にとって、辛い気持ちを起こさせる日です。 この、月曜の朝に感じる倦怠感や無気力感は「ブルーマンデー症候群」と呼ばれ、世界中の人に共通した感覚なのです。 でも、毎日の生活は、本当にそこまで退屈なものでしょうか。確かに休日の楽しさと比べれば、やらなければいけないことに追われる平日は、面白みに欠けるかもしれません。それでも、ちょっとした工夫次第で、「普通の一日」は「ちょっと面白い一日」に変化するのです。 平凡な日常を一変させるスパイス、それこそが好奇心です。強い好奇心を持てば、どんな小さなできごとでもエンターテイメントに生まれ変わります。 たとえば朝、ニュースの中で耳にした聞き慣れない言葉について、通勤通学中に調べてみましょう。現代はスマートフォンが普及し、いつでもどこでもインターネットにアクセスできます。 新しい知識を得られますし、その話題について誰かと話すとき、知識を披露できるという楽しみもあります。 もちろん、読書などでもかまいません。新しい知識を仕入れて、無為な時間を作らなければいいのです。 昼食の時間も、退屈とは無縁にしましょう。毎日同じ店の定番メニューですませているという人は、普段注文しないものを頼んでみてはいかがでしょうか。また、いつも同じ場所でお弁当を食べているという人は、外に出かけてみるなど、普段と違う場所で食事をすることもいいでしょう。 ★ 新しい発見を誰かに伝えよう さて、好奇心をもって過ごしたことで、朝や昼間の退屈な時間が、楽しいことを探す時間に変化したのではないでしょうか。夜は比較的、自由な時間を取れる人が多いかもしれません。自分の好きなことや、興味を持っていることを楽しんで、さらに好奇心を満たしてみましょう。 また、今日一日で見聞きした新しい経験を、誰かに話すのもいいでしょう。SNSなどを活用するのも面白そうです。「誰かに伝えたい」という目的意識があれば、新しい知識を仕入れるモチベーションが高まります。 子供の頃は目にするものすべてが新鮮で、好奇心の対象になっていたものです。好奇心を取り戻せば、大人になっても、いろいろな物事が新鮮に感じられるのです。
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