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★ 趣旨 魚が泳ぐとき、「あそこまで泳ごう」という目標は持っていないように、われわれも夢や目標に縛られず、競争もせず、自分は自分らしく生きようという教えです。 最近の社会の風潮のひとつとして、「夢や目標を持って今日を生きろ!」「目標に向かって計画を綿密に立て、それを毎日クリアしよう」などといったことが目立つような気がします。 確かに、毎日を無目的で過ごすことは、とても非効率に感じてしまいます。 目標達成を第一に考えて、計画を愚直にこなすほうがよいように思えます。 ですが、毎日のノルマ(目標)に終われ、季節を感じる余裕もなく、人との出会いも疎かになってしまうことが、本当に幸福なことなのでしょうか。 ときには目標を離れ、目の前のたわいないことに夢中になる日や、のんびりと季節の風を感じる日があってもいいはずです。 誰でも、夢や目標に縛られず、競争のない日を過ごしていいのです。 ありのままの自分で、穏やかに過ごす日を大切にしましょう。
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