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大きな失敗に襲われたとき、ただただ悩んで、立ち止まってしまうことがあります。何がいけなかったのかなど、いろいろな考えをめぐらすことでしょう。でも、悩むよりまず、やるべきことがあるはずなのです。 ★ 立ち止まって考えてしまいがちですが・・・ あなたがもしも、大きな失敗をしてしまったら・・・。「一体どうしよう」とパニックに陥ってしまうことがあるかもしれません。激しい緊張感で次に何をすればいいのかわからなくなったり、そのまましばらくは、落ち込んで何も手につかなくなったり・・・。冷静でいられなくなった場合、そこから悪循環が始まります。 失敗によって、周囲の人に迷惑をかけてしまうという罪悪感、他人から責められたり、叱られたりすることへの不安感、うまくいかなかったことへの憤りなど、あらゆる負の感情が頭の中に押し寄せてくるのです。 ですが、負の感情に流されたままでは、何も解決できません。じっと立ち止まっていても、前には進めないのですから、クヨクヨしっ放しの心を奮い立たせて、解決のための方法を探さないといけないはずです。 ★ 失敗は早く解決するコツがある 大きな失敗は受けるダメージが大きいものです。しかし、それを軽減して、早く立ち直るコツがあるのです。これを順番に行ってみましょう。 @ 失敗の事実を受け止める 人の心は弱いもの。失敗をすると心が乱れ、逃げ出したくなってしまうこともあります。ですが、まずは失敗を受けとめることです。 A 冷静に原因を分析する 失敗の原因はなんなのか、冷静に分析しましょう。原因さえわかれば、おのずと解決方法も見えてくるものです。冷静になってみれば、簡単な解決方法が見つかるかもしれません。 B 詳しい人に相談する 失敗が露見するのをおそれて、ひとりで解決しようとするのは厳禁です。問題の解決方法に対して知識のある人に相談しましょう。原因の見当がついていたら、それを専門としている人に聞くのが最善です。それがムリでも、ことりでは悩まないことです。 C 開き直って解決までひた走る 「覆水盆に返らず」ということわざのとおり、もう気にしてもあまり得にはなりません。失敗しない人はいないのだと割り切って、解決までの努力をしましょう。慌しく動いているときは、悩みや憤りのような負の感情を忘れていられるものです。 失敗は人の気力を奪ってしまいますが、決して怖いだけのものではありません。失敗にはプラスの要素もあるのです。
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