|
日常生活の中にはつまづきや、わずらわしいできごとがたくさんあるものです。世の中から、悩みの種が尽きることはないのかもしれません。それならば、悩みなんか無視して生きればいいのです。 ★ 見方を変えれば、状況は駄目じゃない 世の中には、不安になることや嫌になってしまうようなことが山のようにあります。金銭の苦労、人間関係のもつれ、仕事や学業の失敗、体調や病気の問題・・・。悩みに追いつめられて、「自分はもう、駄目かもしれない」などと考えてしまうことは珍しくないかもしれません。 ですが、あなたは本当に駄目な状況なのでしょうか。自分がギリギリまで追いつめられているというのは、ただの思い違いかもしれません。 事実として、苦しい状況、辛い状態であるということはあるでしょう。 ですが、そこで駄目だと考えるのは、自分から復活する機会を捨てているようなものです。イライラやクヨクヨを拭い去れば、本当に大切なことや、必要なことが見えてきます。 人にせよものにせよ、何かを失うことは、失ったものの大切さに気づかせてくれることでもあります。また、新しい出会いのチャンスなのかもしれません。あなたにとって、もっと価値のある出会いがあるという場合もあります。 仕事や学業の失敗は、自分にはまだ成長の機会があるという事実を示しているのにすぎません。失敗をバネにして、次で成功を収めればいいのです。 体調や病気が問題であれば、問題が起こったからこそ、自分の体をいっそう気遣うことができる、ということもあるでしょう。ここで健康に気をつけ始めれば、別の病気にかかる危険性を減らせるのです。 視点を変えれば、自分の正しい状況が見えてきます。「きっともう駄目」ではないはすです。 ★ 悩みに対しては鈍くなっていい 物事に気づくのが遅かったり、なかなか気づかなかったりすると、「鈍い」といわれることがありますが、鈍いのは悪いことではありません。とくに嫌なことに対しては、繊細すぎるのもよくないのです。 悩みの中には本当に小さいつまづきや、他の人からすると大して問題にならないようなものもたくさんあるでしょう。ですが、そんな悩みが山のように積もることで、「駄目かもしれない」という気分になることがあります。 最初からなるべく小さな悩みを無視するようにすれば、それが多少積もったとしても、大きなダメージになることはありません。 結局のところ一番の問題点は、悩みを大きなことだと勘違いしてしまうことにあります。悩んでいるとき、焦りは逆効果。冷静になって悩みをいろいろな角度から見つめなおし、肩の力を抜いて対処しましょう。
|
|
|||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 古歌・辞世の歌・禅の言葉・名言・格言から生き方を学ぶ All rights reserved. |