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★ 寺山修二(1935〜1983)の名言 昭和の歌人、劇作家、演出家、映画監督。 演劇実験室『天井桟敷』主宰。数多くの文芸作品を発表した。 競馬への造詣も深く、競走馬の馬主になるほどであった。メディアの寵児的存在で、新聞や雑誌などの紙面を賑わすさまざまな活動を行なった。
★ 人は人生を駆け抜ける馬のようなもの 昭和40年代後半、当時は熱狂的な競馬ブームの最中であり、それを牽引した名馬がハイアー・セルフセイコーです。 競馬をこよなく愛した歌人、寺山修二はハイセイコーの引退時、「さらばハイセイコー」という詩を書いています。 この詩の中で、人は人生という名の競馬場を駆ける馬にたとえられています。振り返らず、ゴールを目指して全速力で競走馬のように、私たちは生きています。 ★ 振り返らずに走り続ける 人生にはさまざまなことが起こります。ときには現状の厳しさに打ちのめされて、「あのころは楽しかった」などと思うことがあるかもしれません。ですが、それを振り返ったところで、現状が変わることはありません。 夢や希望は未来にあるもので、過去には存在しないのです。 振り返っても、今とのギャップを感じて余計に傷つくだけでしょう。 また、過去のできごとを後悔するのもおすすめできません。今、悲しみに暮れているわけではないのに、変えられない過去を思い出して気力をなくしてしまうのは無意味です。 今できることは過去にとらわれず、がむしゃらに前を見つめて走ることです。後ろを振り返っても、そこに夢や希望はありません。真っ直ぐ前を見据えて、夢や希望に向かって突き進みましょう。 |
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