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【古歌31】・・古歌に学ぶ生き方



   見ればただ
     なんの苦もなき 水鳥の
        足はせわしき 浮き世かな




【歌の意味】

水鳥の楽しそうな動きを見ていますと、何の苦労もなくスイスイ泳いでいるように見えますが、足の動きをよくよく見ますと、何ともせわしく動かしているではありませんか。


このように、万物が成長し生存していくためには、だれしもそれなりの苦労をしているものです。

あなただけが、人より苦労をしていると思っているかもしれませんが、人の心は推し測りがたく、人はそれぞれ苦労を背負ってこの世に生を受けているのです。
人間は、生まれてきた以上、この世の中で何らかの責任と課題を背負って生まれてきているのであり、その人に訪れる苦労や苦心というのは、あなたに何かを悟らせようとして、あなたの真我(真の心)から来ているのですから、あなたがその与えられた課題からいくら逃げようともがいてみても、苦労は背骨に食らいついて離してくれません。

もし、あなたに訪れている苦労とか苦難から逃げようと思ったら、あなたに与えられた課題をしっかりやり遂げることしか方法はありませんよ。

よく離婚の件で相談をされることがありますが、大体は離婚話は持ち込んでくる人のほうに問題があることが多いものです。
その人の本質の中に、ご主人を大切にしないとか、細やかな気配りができないとか、いろいろと夫婦間の問題要因が潜んでいるのに、ご主人の悪口だけを言って自分を正当化する女性がいます。

確かに、離婚ともなれば、二人に責任はあるけれども、自分の行為を顧みずに相手の非だけ責めるようでは、何回結婚をしても、離婚の憂き目に遭うことは目に見えています。

こういう人は、自分の運勢の悪さを嘆く前に、自分の本質にそれが潜んでおり、それが言葉となり、あるいは態度となって現われ、その結果、離婚につながったということを理解すべきであり、それが理解できない限り、何度でも、同じ宿題が与えられるものですよ。




古歌に学ぶ
31 見ればただ なんの苦もなき 水鳥の
足はせわしき 浮き世かな
32 かばかりの ことは浮き世の ならいぞと
許す心の 果てぞ悲しき
33 かりそめの 言の葉ぐさに 風立ちて
露のこの身の おきどころなし
34 色と酒 利欲におのが 目がくらみ
うかうかはまる 借金の淵
35 キッパリと 埒(らち)のあきたる 世の中に
埒のあかぬは 迷いなりけり
36 重くとも 我が荷は人に ゆずるまじ
になうにつけて 荷は軽くなる
37 いくたびも 思いさだめて 変わるらむ
頼むまじきは 我が心かな
38 善悪の 人の見る目は ありながら
我が身のうえは ウバタマの闇
39 心から 流れる水を せき止めて
己と淵に 身をしずめけり
40 世の中の 人は知らねど 科(とが)あれば
我が身を責める 我が心かな



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