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【古歌34】・・古歌に学ぶ生き方



   色と酒
    利欲におのが 目がくらみ
       うかうかはまる 借金の淵




【歌の意味】

性欲、深酒、金銭欲の三大欲に目がくらみますと、たちまち借金がかさんで、身の破滅につながりますよという趣旨です。


現在のような不況になりますと、ローン地獄、カード破産は枚挙に暇がなく、果ては自己破産までしてしまい、一家離散の憂き目を見ている人がいかに多いかは、新聞の社会面でも見れば、毎日のように大きくにぎわしていますね。
欲もほどほどにしないと、身を滅ぼす元となります。

人間をダメにしてしまう三悪と言えば、色、酒、カネと大昔から相場が決まっています。
テレビニュースや新聞記事で掲載されている犯罪のほとんどは、オカネにからむ事件であり、それと次は異性関係ではないでしょうか。

特に最近は、若い男女の恋愛関係で、ふられたと言っては殺人まで起こす人がいたり、酒にいたっては、酒宴の席での油断から、呑んだ状態で車を運転して交通事故を起こすケースから、酔った勢いで強姦まがいのことまでするような事件も発生しています。

これらの事件は、直接、オカネがからんだわけではありませんが、身を滅ぼすことに変わりはありません。
なお、酒では、個人的な問題ではアル中になる人がいたり、飲み代がかさんで、サラ金に手を出し、自己破産するケースまであります。

いずれにしても、このような欲望に負けてしまう人は、意志エネルギーと欲望エネルギーのバランスが崩れていることが原因で、意志エネルギーが欲望のエネルギーより強いと、欲望を抑えることができますが、もし、意志エネルギーより欲望エネルギーが強いと、欲望に振り回される結果になります。

四柱推命学の研究では、これらのエネルギーは生まれながらにほぼ定まっているとしますが、もし、意志エネルギーが弱い生まれの人であれば、なおさら石橋を叩いて渡る努力が必要です。





古歌に学ぶ
31 見ればただ なんの苦もなき 水鳥の
足はせわしき 浮き世かな
32 かばかりの ことは浮き世の ならいぞと
許す心の 果てぞ悲しき
33 かりそめの 言の葉ぐさに 風立ちて
露のこの身の おきどころなし
34 色と酒 利欲におのが 目がくらみ
うかうかはまる 借金の淵
35 キッパリと 埒(らち)のあきたる 世の中に
埒のあかぬは 迷いなりけり
36 重くとも 我が荷は人に ゆずるまじ
になうにつけて 荷は軽くなる
37 いくたびも 思いさだめて 変わるらむ
頼むまじきは 我が心かな
38 善悪の 人の見る目は ありながら
我が身のうえは ウバタマの闇
39 心から 流れる水を せき止めて
己と淵に 身をしずめけり
40 世の中の 人は知らねど 科(とが)あれば
我が身を責める 我が心かな



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