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【古歌37】・・古歌に学ぶ生き方



   いくたびも
     思いさだめて 変わるらむ
        頼むまじきは 我が心かな




【歌の意味】

自分の心ほど頼りないものはないから、自分の心に決して頼ったらいけないよという趣旨です。

心ほど、とらえにくく、わかりにくいものはありません。
この心のために、古来からどれだけ多くの人が苦しんできたことでしょうか。


みなさまも、正月元旦には、心も改まり、新年の挨拶とともに、何か自分の目標を定めて、今年こそは頑張ろうと試みているのではないでしょうか。
それでも、1ヶ月ぐらいは目標達成のための努力はするでしょうが、いつのまにか、処世の煩わしさから、自然と忘れ去ってしまっていることでしょう。
いかに、自分の心が当てにならず、自分自身でイヤになったことでしょう。

これほどまで、自分の心を自分で自由に操れないことから、昔から心に関する歌が数多く謳われています。

・ 心より 心を得んと 心得て 心に迷う 心なるかな
・ 心をば 心の仇(あだ)と 心得て 心のなきを 心とはせよ
・ 心こそ 心迷わす 心かな 心に心 心せよ

@ 心こそ、地獄と極楽の作り手であるので、心の奥の「心宝の光」を隠す、「心上の雲」を吹き払うしか方法がありません。

A 説教をする僧侶には会いやすいが、本当の人の道を教えてくれる人には会いがたい。
これを「経師(けいし)には会いやすく、人師(じんし)には会いがたし」と言いますが、早く自分の師と仰げる人と出会うことが大切です。





古歌に学ぶ
31 見ればただ なんの苦もなき 水鳥の
足はせわしき 浮き世かな
32 かばかりの ことは浮き世の ならいぞと
許す心の 果てぞ悲しき
33 かりそめの 言の葉ぐさに 風立ちて
露のこの身の おきどころなし
34 色と酒 利欲におのが 目がくらみ
うかうかはまる 借金の淵
35 キッパリと 埒(らち)のあきたる 世の中に
埒のあかぬは 迷いなりけり
36 重くとも 我が荷は人に ゆずるまじ
になうにつけて 荷は軽くなる
37 いくたびも 思いさだめて 変わるらむ
頼むまじきは 我が心かな
38 善悪の 人の見る目は ありながら
我が身のうえは ウバタマの闇
39 心から 流れる水を せき止めて
己と淵に 身をしずめけり
40 世の中の 人は知らねど 科(とが)あれば
我が身を責める 我が心かな



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