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【古歌69】・・古歌に学ぶ生き方



   苦しみて
    のちに楽こそ 知らるなれ
       苦労知らずの 楽は味なし




【歌の意味】

苦労した末に、はじめて幸福の喜びや人生の深い味わいが分かってくるものだ。


現在、成功者といわれるような人、たとえば、何かの発明をして創業者になった人とか、あるいは、そこまで、いかなくても、会社の役員にまで上り詰めた人など、その成功の度合いはいろいろあっても、一角の人物になったような人は、みな生まれながらに成功者で生れてきたわけではありません。

成功するまで、あらゆることを試行錯誤し、何百回となく、頭をあっちにぶつけ、こっちにぶつけるなどし、そして頭にタンコブができる隙間がないぐらい、頭をぶつけた結果、やっとの思いで這い上がってきた人たちです。

そういう人こそ、本当に成功の喜びを知る人であり、失敗を糧にしてきた人です。


最近の若者は、厳しい競争を勝ち抜いてやっと入社したというのに、ちょっと上司が気に沿わぬことを言ったとか、あるいは、傲慢不遜にも会社の方針が自分に合わないと偉そうに言っては、すぐに辞めてしまう人が多いそうです。

こんなことで、どうして成功の意味とか、仕事の意義、あるいは人生の意義などがわかりましょうや。




古歌に学ぶ
61 世の中は 流れ渡しの 船なれや
下るぞ棹は さしよかりけり
62 人多き 人の中にも 人ぞなし
人となせ人 人となれ人
63 手や足の 汚れはつねに 洗えども
心の垢を 洗う人なし
64 つくづくと 思えば悲し いつまでか
身につかわるる 心ならずや
65 世の中は ウサギとカメの かけくらべ
早いからこそ 遅くなるらめ
66 すさぶ世に 思いだせかし 古人(ふるひと)の
聖(ひじり)の歌を 生きるよすがに
67 我にある 宝を知らぬ 愚かさに
世界のものを 欲しがりぞする
68 世の中は なにもいわずに いよスダレ
その善悪は 人に見え透く
69 苦しみて のちに楽こそ 知らるなれ
苦労知らずの 楽は味なし
70 有りという 人に地獄は なかりけり
無しと思える 人にこそあれ



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