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【古歌75】・・古歌に学ぶ生き方



   田や山に
    黄金(こがね)はいくらも 埋めてある
     鍬(くわ)で掘り出せ 鎌(かま)で刈り取れ




【歌の意味】

オカネは田や山に埋まっているので、努力しだいでいくらでも掘り出すことができるぞ、という意味の歌です。


世の中には、楽をしてオカネ儲けができるほど、甘くはありません。
オカネを得るためには、時間がかかることと、頭を使うこと、それに継続した努力を必要とします。
時間があっても、頭を使わず努力しない人には、オカネは寄ってきません。

頭を使って、オカネ儲けを考えても、体力がなければ持続的な努力ができず、やはりオカネに逃げられるタイプですね。
時間も忍耐力もあって努力するのに、頭を使わない無駄な努力をして、オカネが寄ってこないタイプもいます。

このように、オカネに好かれようと思えば、頭を使って、なおかつ、時間をかけて毎日の積み重ねをしていくことです。それに最後に大切なことは、頭を使うにしても努力するにしても、自分の好きな方向、言い換えれば適材適所で努力しなければなりません。

いずれにしても、人生にタナボタはないということです。

昭和の大長編、「宮本武蔵」や「太閤記」の著者・吉川英治は、聞くところによりますと、生涯のうちで46回も職業を変え、47回目にして、はじめて文筆家としての自分の適性を発見し、そしてあれだけの大作を残したとか。

これからの厳しい時代、たとえ、あなたがサラリーマンであっても、定年がある限り、将来が安定しているとはかぎりません。
今からでも、自分の適性を早く発見し、人さまからオカネが取れるように技術や技能を磨きプロとしての地位を築いておきましょう。

アラビアでは「剣や美貌で戦うより、運で戦うほうがよい」といわれているらしいですか、努力のないところ、最後の行き先は見えていますよ。

生活指針
@ 大木は地崩れするような危ない栃には生えない
A 楽々の道は、かえって危険。
B 努力の方法が肝心。適材適所。





古歌に学ぶ
71 金ほしや 地獄の沙汰も 金しだい
さりとて金では 行かれぬ極楽の道
72 狐より こわきは色と 酒とカネ
大方これに 誑(たぶ)らかされぬはなし
73 年を経て 浮き世の橋を 見返れば
さても危うく 渡りけるかな
74 うかうかと 徒に月日を 送る人
地獄ならでは 行きどころなし
75 田や山に 黄金はいくらも 埋めてある
鍬で掘り出せ 鎌で刈り取れ
76 思うまま ならで逆目に 立つ板は
おのがカンナに 錆があるゆえ
77 立ち寄りて しばしなりとも 習わばや
親に仕うる 人の心を
78 心よく 人ごと言わず 慇懃に
慈悲ある人に 遠慮ある人
79 山人の いつしかつけし 斧のあと
松はそれより 雪折れぞする
80 アイアイの 返事ひとつで 世の中も
人も我が身も まるくおさまる




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