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★ パール・S・バックの名言 アメリカの女性小説家。 長編小説『大地』を発表し、1938年にノーベル文学賞を受賞。
私たちが、なにげなく過ごしている毎日の中に、小さな喜びはたくさんあります。 たとえば、お腹が空いているとき、なにを食べても「おいしい!」と感じますね。 風邪を引いていて治ったときは「健康っていいなぁ」と元気であることに私たちは感謝するでしょう。些細なことではありますが、これこそが「幸せ」の本質ではないのでしょうか。 人生をジグソーパズルにたとえると、この小さな「幸せのピース」が、いくつも集まり組み合わされていき、大きな幸福としてパズルの完成を迎えるのです。 ★ 毎日の生活の中に幸せが隠れている アメリカの小説家・パール・S・バックが伝えたいことも同じはずです。 大きな幸せをひたすら待っているときは「自分は今、不幸だから、幸せを待ち望んでいる」と思いがちです。ですが、そんな平凡な毎日でも、「小さな喜びや幸せは身近にいっぱいある」ということを伝えたかったのではないでしょうか。 幸せとは一瞬の大きな喜びではなく、たとえば後から考えてみて「あのときは、幸せだったんだ」「なんでもないことのように思えたことが、実は幸せなことだったんだ」と気がつくようなものだと思います。 なにも「宝くじに当たること」や「出世すること」だけが幸せではないのです。幸運はコントロールできませんが、幸せは毎日の心がけ次第でてくらでも感じることができるものです。
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