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★ ウィリアム・シェイクスピアの名言 イギリス・ルネサンス文学を代表する劇作家。詩人。 彼の残した戯曲は、今も根強い人気がある。
楽しいこと、辛いこと、悲しいこと、人は自身の周りにおきる現象を無理やりにでも論理的に組み立て、納得しようとするクセがあるように思えてなりません。 たとえ、それが完全なこじつけであったとしても、「この結果の原因は、これこれこうで、こうなってしまったのは仕方がないことだ」と結論付けたりします。 ですが、そんな理屈っぽいことを言ったとしても、悲しみは突然やってきます。 ★ 悲しさや苦しさを心に閉じ込めない 冒頭のシェイクスピアの名言は、「悲しみを取り払うために叫びなさい。少しでも苦しさを紛らわすために叫びなさい」と諭しています。実際、なにも考えずに叫んだり走ったりすることは、脳や心にとって刺激的で有意義であるともいわれています。 かつてスポコンものの青春ドラマなどで、「グチャグチャ言ってないで、俺たちはとにかく、夕日に向かって叫びながら走るんだ! さぁ、一緒に行こうぜ」などというワンシーンの情景がありましたが、あのような気持ちこそ、この名言にピッタリ当たっているように思います。 なにかにつけて、論理的な思考が重んじられているような社会ですが、私たちは予期しないできごとにとても弱いような気がします。 あの理屈抜きでただ夕日に向かって走る、青春ドラマのワンシーン。 それを今するのは、おかしなことなのでしょうか。 現在のストレスの多い今こそ、癒される効果があるような気がします。
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