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★ 劉安(りゅうあん)の名言 紀元前の中国前漢時代の皇族(淮南王)。 学問を愛し、学者としても活動した。
2011年8月のこと。東日本大震災の津波で流されてしまった約5700個もの金庫が警察に届けられ、中身も無事の状態で持ち主たちに返還されたというニュースがありました。 返還の決め手は、金庫に入っていた預金通帳や権利書たそうです。海外のメディアはこのニュースについて「日本には誠実な人が多い」と驚き、賞賛しました。 日本では多くの人が、落とし物を警察へ届けます。それは、「落とし物を黙って自分のものにすると法律違反になる」という理由だけでなく、「落とし物は、持ち主に返そう」という道徳心が深く根付いているからです。 ★ この国を巡っている、思いやりの気持ち 落としたら届けることは、落とした人を思いやるということでもあります。持ち主が困っているかもしれないと考える、優しさがあるからこその行動です。 外国の人から見ると、日本は「落とし物をしても高い確率で持ち主の元へ戻ってくる国」というイメージがあるようです。 特に驚かれるのは、お金の入った財布がそのまま戻ってくることです。100パーセントというわけではありませんが、かなりの確率で警察に届けられるそうです。 見えない相手のことを思いやれるのは、とても尊い行動です。そして、そんな気持ちを持っている人は他人に対して誠実な態度を取れる人なのでしょう。 たとえ誰も見ていなくても、思いやりのある行動を進んでやってみましょう。「思いやりの気持ち」は、世の中をグルグル回っているのです。 回り回って、あなたの元にいつか誰かの「思いやり」がやってくると信じてみましょう。
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