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【古歌4】・・古歌に学ぶ生き方



   女房は
     愛するものと 知りながら
        昼は粗末に せしぞ愚かや




【歌の意味】

女房は夜だけ愛していたら良いと思って、昼は粗末に扱っていたが、この考えは間違っていたと、やっと気が付いたときの歌であります。


女房は何よりも大切にしないといけないと思いながら、夜だけ大切にし、昼は粗末にしていたと、やっと気が付いた自責の歌であります。

男というものは他の女性には優しく接するが、自分の妻となるとつい冷たく接してしまいますし、また、妻も他の男性には丁重なのに、自分の夫となると素直に従えない。

夫婦は仇敵の関係であると言う人もいますが、宿世の縁で結ばれた以上、一つ屋根の下で生活する期間は人によっては50年以上になることもありますので、できれば意義のある夫婦生活をしたいものですね。

夫婦の仲は、非常に繊細で微妙なものを含んでおり、表面だけでは理解できないところがあります。

いつも夫婦喧嘩しているのに、離婚もせず、夫婦生活を全うする人、あるいは、他人から見れば、うらやましいほど仲の良い夫婦であっても、結果的に離婚してしまうような人がいますが、一本の赤い糸で結ばれて宿世の縁を結んだ限りには、お互いに助け合い労わりあって、いぶし銀のような深い味わいのある夫婦になっていただきたいものです。





古歌に学ぶ
1 世の中を 安々渡れ 古人(ふるひと)の
聖(ひじり)の文を 道のしるべに
2 世は 海よ 身は浮き船よ 心をば
舵とぞ思い 心して漕げ
3 夫には 従うものと 知りながら
夜のみとこそ 思いしぞ憂(う)き
4 女房は 愛するものと 知りながら
昼は粗末に せしぞ愚かや
5 芋を見よ 子に栄えよと 親痩せて
えぐうなったり 甘うなったり
6 苦と楽の 花咲く木々を よく見れば
心の植えし 実の生えしなり
7 井を掘りて あと一尺で 出る水を
掘らずに出ずと 言う人ぞ憂き
8 世の中は 月にむらくも 花に風
思うにわかれ 思わぬに逢う
9 火の車 作る大工は おらねども
己(おの)が作りて 己が乗り行く
10 すこしずつ 盃に入る 酒なれど
家田畑も ついに傾く

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