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その道に 入らんと思う 心こそ わが身ながらの 師匠なりけり 【歌の意味】 何かしたいと思う気持ちが、自分の師匠である。 人間の大きさは、夢の大きさに比例します。 できるだけ大きな夢を持ちましょう。 最近の若者を見ますと、将来に夢がなく、安定した公務員になれればそれで良いとか、女性はブランド物を買いたいとか言って、人間の生きる基本にかかわるような視点が抜けているのではないかと危惧されます。 人間の成功は、コツコツと努力したら達成できると考えている人がいるかもしれませんが、決してそうではなく、成功する人が、どれだけ大きな夢を持って努力したかが成功の秘訣であります。 もし、あなたがマイホームを建てる程度の夢しか持っていなかったら、あなたの努力はマイホームが持てる程度の努力しかしませんが、もし、あなたが大きな企業の経営者になる夢を持っていたら、経営者になるだけの勉強をし、また努力もするでしょうし、たとえ経営者になれなくても、それ相応の成功は収めるのではないでしょうか。 人は、夢に描いたとおりの人生を歩むものであり、間違っても、あなたが夢で描かない限り、それ以上の大きな夢が実現することはありえません。 なぜなら、夢があなたの最大の努力の限界値であるからです。 夢をちっちゃく持てば、ちっちゃな努力しかしないし、でっかい夢を持てば、それ相応の努力を自分に課するからです。 人間生活の基本として 「愚者は溺れることを恐れて激流に近づかない」という言葉もありますが、まずは良いと思ったことは、すぐにでも飛び込んでいく覚悟が大切です。 いつも、尻込みしていたのでは、何一つ大成できず、生まれてきた意義も分からないまま死んでしまうようなことになりますよ。 |
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