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【古歌30】・・古歌に学ぶ生き方



   堪忍の
     袋をおのが 首にかけ
       破れたら縫え 破れたら縫え




【歌の意味】

気の短い人は堪忍袋がいつも切れるような、悔しいことや腹立たしいことが多いと思いますが、ここは一つ辛抱して破裂させたらいけないよという趣旨です。


何回でも縫うて縫うて我慢強く辛抱していると、必ず風向きが変わり、自分に有利な追い風が吹いてくるものです。
かつて演歌の歌詞で、「忍(にん)の一字に耐えかねて刃(かたな)が心(こころ)に刺さるのね」といったような歌があったように記憶していますが、長い人生道中では、ほんとうに堪忍袋が破裂しそうになるときが何回もありますね。

ここは、やはり辛抱のしどころです。

人生の大事なときに、辛抱できなかったら、これまでの苦労が水の泡になることは、いくらでもあります。
会社では、営業成績が悪いといっては上司に嫌味を言われて は怒鳴られ、同僚からはバカにされ、家に帰れば給料の金額が生活費に足りないと妻から尻を叩かれ、ほんとうに机のひとつでも叩きたくなるような心境になることが多々あるものですが、こんな時こそ、辛抱が大事です。

ただし、辛抱だけ重ねてみても、何ら将来が開けるわけではありませんので、ここは、大きな志を立てて、それに対する地道な努力をして、時節が来るのを待つ姿勢が大切です。

そういう志がなければ、辛抱や我慢だけで浮かばれる世の中ではありませんよ。





古歌に学ぶ
21 心こそ 心迷わす 心かな
心に心 心せよ
22 その道に 入らんと思う 心こそ
わが身ながらの 師匠なりけり
23 見る人も 見られる人も うたた寝の
夢まぼろしの 浮世ならずや
24 夢の世を 夢とも知らず 夢を見る
覚めたるも夢 夢もまた夢
25 一生を 夢とも知らず 覚めぎわに
夢と知りゆく 夢の世の中
26 かいなしや きょうはきのうの あやまりと
思いしりても あらためぬ身は
27 何一つ とどまるものなき 世の中に
ただ苦しみを 止めて苦しむ
28 惜しめども いつかさかりは 過ぎにけり
とめくるものは 老いにぞありける
29 世の中の 風に心を さわがすな
学びの窓に こもるわらべは
30 堪忍の 袋をおのが 首にかけ
破れたら縫え 破れたら縫え



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