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★ ピーター・ドラッカーの名言 オーストリアの経営学者。 1974年『マネジメント』など、現代経営学の分野で名を残した。
あなたは、自分の仕事に対して、どれだけ本気になって取り組んでいますか? 「いつでも全力で取り組んでいます!」と心から答えられる人はとても素敵ですが、「本気とは言い切れないかもしれない・・・」と、迷いながら答える人の方が多いかもしれません。その理由の一つに、「成果が認めてもらえない」ということがあるのではないでしょうか。 ★ あなたの頑張りは無駄ではない たとえば事務職ならミスがないように仕事をこなし、清掃員ならきれいに掃除をする。それは当然のこととし周りから受け取られ、特別には評価されないかもしれません。 このように自分の頑張りが周りから認められていないと感じると、ついつい愚痴をこぼしたり、やるせない気持ちになるものです。 しかし、そんな思いをしたくないからといって、努力を放棄してはダメです。なぜならその頑張りは、確実に波及効果を生んでいるからです。ミスのない仕事は会社組織全体の動きをスムーズにし、きれいに掃除された空間は、快適な生活を作り出します。 このように、知らず知らずのうちにあなたの努力が周りにいい影響を及ぼしているということ、これこそが仕事の素晴らしさなのです。 上司に仕事を認められて出世するというのは、仕事の喜びの一面でしかありません。 就職難が叫ばれている昨今ですが、仕事に「やりがい」を感じられず、辞めてしまう人も多いと聞きます。「生き甲斐」や「やりがい」は自分の仕事に対するスタンス次第で、いくらでも発見できるものではないでしょうか。 ★ 「自分の成長」も仕事の成果 冒頭の言葉を残したドラッカーは、企業の潜在意識やマネジメントに関する世界的な権威。「現代経営学」や「マネジメント」の発明者ともいわれています。彼の著書は、現在も経営の教科書として世界中の経営者・政治家などに読まれています。 また、彼が残した多くの文献は経営の参考になることだけではなく、その根本に「人が幸せになるためにはどうすればいいか」が説かれているように思えます。 「人が見ていないところでも一生懸命、完璧な仕事をせよ」と彼は私たちに諭してはいますが、これは私たちの普段の生活全般に十分当てはまることです。 誰かが見ていようがいまいが、常に全力を尽くす。そのことが自身の成長につながり、充実した人生を過ごすきっかけになるのです。 |
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