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勉強の価値は、知識ではなく勉強する過程に潜む


★ 太宰治(1909〜1948)の名言

昭和初期に活躍した小説家。
自殺未遂や薬物中毒を克服し戦前から戦後にかけて多くの作品を発表。没落した華族の女性を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。その作風から坂口安吾、織田作之助、石川淳らとともに新戯作派、無頼派と称された。主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』がある。

学問なんて、覚えると同時に
忘れてしまってもいいものなんだ。
けれども、全部忘れてしまっても、
その勉強の訓練の底に
ひとつかみの砂金が残っているものだ



★ 何のために勉強するのか


小さいころは、勉強しても、すぐに役に立つようなものでないし、そのうえ、知識などもほとんど忘れてしまうのに、「人はどうして勉強するのか」などと、疑問に思ったことはありませんか。

先生や大人に聞いても「子供は勉強が仕事だから」「立派な大人になるため」だとか、あまり納得のいく答えをもらえなかったのではないですか。

そして、大人になってから気づくものです。勉強は大人になっても、日々続いているのだと。しかし、何ゆえ勉強をするのかは、大人になっても変わらない素朴な疑問なのです。


★ 勉強する過程そのものに価値がある


学校での勉強で得た知識は、大人になってから職業訓練のための勉強で得る知識とは、少し違います。

専門学校的なものは、学術的・専門的な仕事に就いた場合は役立つことが多いかもしれませんが、それ以外の勉強は、仕事をするうえや日常生活の中で、実際に活用できることは少ないはずです。

では、それに意味がないのかというと、決してそんなことはありません。

なぜなら、勉強そのものが、私たちが夢や目標に向かって努力することを、そのままスケールダウンした行為にほかならないからです。

大事な場面で集中し、情報を手に入れて、ものごとを考える。そして、難しいことを乗り越えていく。そうすることで得られる達成感や幸福感は、勉強でも仕事でも同じです。

勉強は勉強の内容や、中身のみが重要なのではありません。勉強という行為そのものにも、意義があるのです。





偉人たちの言葉のパワーを取り入れよう
勉強や仕事のやる気が高まる言葉
今が大切にできない者は、明日に先延ばしても同じ
自分の価値を決めるのは、自分自身の行動
余計な考えはネガティブに直結しモチベーションを下げる
勉強の価値は、知識ではなく勉強する過程に潜む
凝り固まった考えや偏見を捨てれば、新しいアイデアが見える
他人への甘えや依存は、実力も運も失ってしまう
自分が価値を与えなければ、自分に価値は生まれる
中途半端な手助けは共倒れになる
満足を得るには、自分自身を正しく評価すること
現実逃避は、自分をピンチに追い込むだけ
目先のことで勝つよりも、意味のある勝利がある
妥協して目標を低く設定しない



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