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霜を経て 匂わざりせば 百花(ももはな)の 上には立たじ 白菊の花 【歌の意味】 晩秋の霜をしっかり受けて寒さを乗り越えているからこそ、白菊は良い香りを放つことができ、まさに百花の王たりえるという趣旨です。 近頃は、男が軟弱化してきたためか、夢も希望も語れるほどのものを持っている男は、非常に少なくなってしまいましたね。 男としてこの世に生まれたからには、何らかの欲望なり希望を持ちたいものです。 その希望とか欲望の種類はどうあれ、希望や欲望を持つということ自体、男としての「熱い思い」を感じます。 とにかく何となく働き、何となく食えたら、いいという気楽な時代は、バブル崩壊後すでに終わっています。 昔の公務員のように、「休まず、遅れず、働かず」というノーテンキな考えで、どうして人間としての生きがいを見つけられましょう。 自分の定めた目標や希望にまい進する人間こそ、本当の仕事の喜びとか、生まれてきた喜びを感じることができるのです。 「オカネより、心が大切」という人がいるかもしれませんが、この世はオカネがないのはクビがないのと同じで、もし、あたながオカネに執着があって熱い思いがあるのなら、金銭獲得に大いに猛進すべきであります。 何ら恥ずべきことなんてありません。 生活指針 @ 現状はもともと自分に与えられた位置であると思い、文句を言わず、次の一手を考える。 A 人間社会には、24時間しか1日の時間はない。 B 宇宙の奥で私たちの全体を統べるものに対して、謙虚であれ。 |
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