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【古歌88】・・古歌に学ぶ生き方



   春の夜の
    闇はあやなし 梅の花
       色こそみえね 香りやはする




【歌の意味】

夜の梅は姿や形は見えないが、良い香りを放つので、すぐわかってしまうよという趣旨です。

人間でも、魅力のある人物とか、悠々として落ち着いた人物に出会うと、何となく惹かれてしまい、そういう人間になってみたいなぁと思うものです。

そういう鷹揚で泰然自若とした人物は、この人が何も言わなくても、その人望や人徳によって自然に人が集まってくるものです。

その歌にあるように、姿や形はどうであれ、その人の魂から発せられるオーラが光り輝いているようなものです。
人間は一生の間にいろいろな人と出会いますが、何十年たった今も良い印象として忘れず、もう一度、「あの人に会いたいなぁー」と思える人は、そう、ざらにいるものではありません。

自分の考えに逆らった人、自分に損害を与えた人、生涯忘れられないくらいの苦々しい思いをさせられた人など、マイナスイメージの人には多数会うことはありますが、忘れられないくらいの爽やかな人、個性がないのが個性というような人には、めったに出会えるものではありません。

これが人の世というものか、さびしい限りではありませんか。

生活指針

@ 一度しかない人生を 意義あるものにするには、勇気を出して新しい世界にとびこむ。
A 研ぎ澄まされた感性の奥に潜むもの。それが天性の才能であり素質。
B 自分が求める内心の欲求は果たして何であるかを深く調べ、ひとたび決心したら、たちまち励む。





古歌に学ぶ
81 世の中は 虎狼も ものならず
人の口こそ なお勝りけり
82 世の中を 四尺九寸に なしにけり
五尺のからだ おきどころなし
83 足元の 道を忘れて 荒岩づたい
谷間奥山 ふみまよいつつ
84 霜を経て 匂わざりせば 百花(ももはな)の
上には立たじ 白菊の花
85 わが心 鏡に映る ものなれば
さこそ姿の 醜(みに)くかるらめ
86 アザミ草 その身の針を 知らずして
花と思いし 今のいままで
87 世の中に 蒔かずに生えし ためしな し
蒔きてぞついに 運や開けん
88 春の夜の 闇はあやなし 梅の花
色こそみえね 香りやはする
89 愚かなる 恣意の炎を 噴きたてて
我と迎うる 火の車かな
90 気もつかず 目には見えねど いつのまにか
埃(ほこり)たまるは 袂(たもと)なりけり



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