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★ 吉田兼好の名言 鎌倉時代末期に活躍した歌人・随筆家。 『徒然草』は日本三大随筆に数えられる。
社会人になったばかりという人たちから、「学生時代に比べて時間が足りなくなった」という話をよく耳にします。 確かに社会に出ると自分のために使う時間が、なかなか取りにくくなるかもしれません。されを「大事な時間を失った」と感じる人もいることでしょう。 でも、何かを犠牲にしないと、手に入れられないものはたくさんあります。 なかには失うことを嫌がるあまり、それ以上にいろいろなものを失ってしまう人も多いように思います。 ★ 大切ななにかを手に入れているはず 冒頭の名言は「ひとつのことを成し遂げようと思ったのであれば、あらゆることを引き換えにしなければ、大きなことは成し遂げられない」というのが大意です。 社会人になってからの生活は、時間が足りなくなっただけでしょうか。 実際は生き甲斐や新しい人間関係など、数多くのものを代わりに手に入れているのではないでしょうか。 何かを得るためには、何かを失うことも必要だと思えば、失うことを過剰に恐れずにすみます。 |
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