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★ 樋口一葉の名言 明治の女性小説家。 『たけくらべ』などの名作を生み出したが、わずか24歳で夭折した。
この名言は「川にも緩やかな淵や流れの急な瀬があるのだから、人生にも、うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。悪いことばかりではない、いいことも必ずある、だからがんばっていこう」という人生の教訓を表しています。 この言葉を残した樋口一葉は、短いながらも波乱万丈の人生を送りました。 人生は山あり谷あり。苦しいことがあったとしても、耐え忍ぼうという強い意志を感じます。 あなたの人生は今、順調ですか? それとも、あまりよくないときでしょうか? ★ いい流れは必ずやってくる! 学業や仕事、または恋愛などで、誰にでもうまくいかない時期はあることでしょう。 生まれてから死ぬまで、ずっと順調に成功をし続けている人はまずいないのではないでしょうか。傍から見れば順調そうな人にも必ず悩みがあり、落ち込む時期もあるはずです。 これらの現象は「運気の上昇・下降」が一因かもしれません。本心からは信じたくはないですが、現実にあるような気がします。人の行動には完璧や絶対なんてありません。世の中に失敗のない人なんていないのです。でも、その失敗がずっと続くとは思えません。川の流れのように、必ず挽回できるいい流れの時期はやってきます。 「春の来ない冬はない」ともいいますね。 あなたがもし、調子の悪い時期を過ごしているのなら、今はグッと我慢のときです。流れが悪いときは、それを受け入れることも大切です。たまたま時期が悪いだけなのですから、焦る必要はありません。 焦って何かをしようとしても、失敗してしまうことのほうが多いでしょう。落ち着いて、前向きな気持ちで毎日を過ごしてください。そうすれば、必ずあなたにとっていい流れはやってきます。 ★ 次の流れの準備を怠らないこと こんなことを言う人がいます。 「人生の中で、何をやってもうまくいくときがある。そのときは必ず、うまくいかなくなったときのために準備をしなさい」と。いい流れに乗っているときこそ、お金を蓄え、恩義を大切にし、自分を高める勉強を欠かさないことが大切なのです。 すると、もし次に流れの悪い時期がきたとしても、「準備をしていたから、これぐらいの被害ですんだ」と思えるのではないでしょうか。いいえ、「思える」のではなく実際に準備をしたおかげかもしれません。そして、そんな時期をじっと耐える気持ちの余裕も生まれることでしょう。 しっかりと備えをしておけば、乗り切れないはずはないのですから。人生はイソップ寓話にある「アリとキリギリス」に似ているのかもしれません。 |
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