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★ 川端康成の名言 1968年に日本人初のノーベル文学賞を受賞。 『伊豆の踊り子』『雪国』などの名作を残した。
あまり知られていないかもしれません。 川端康成は幼少期から何度も、近親者の不幸に見舞われていたそうです。親族の家を転々とし「葬式の名人」と揶揄されたこともあるようです。 しかし、そんな少年時代から彼は作家になることを志し、16歳の頃には新聞や雑誌に作品を投稿するようになりました。幸福な少年時代とはとても言えませんが、辛い境遇のなかでも創作活動に幸せを見出していたのかもしれません。 やがて彼の夢は結実し、小説家として文壇デビュー。晩年にはノーベル文学賞を受賞し、世界的にも認められる文豪となりました。 ★ 「自分以外の人の幸せ」も自分の幸せ 冒頭の名言は「一人の幸福」という短編作品の一節です。 敵わない思いを秘めた主人公が、恋する女性の弟を救うことで、自らも幸せになろうとする姿が描かれています。どんな状況のなかでも幸せはあるという、川端康成の重いが伝わってきますね。 幸せの理由を自分だけに求めると、あなた自身が幸せを実感できない限り、あなたは幸せになれません。では、あなたの幸せの理由を別の人、そのまた別の人に求めたらどうでしょう。 ひとりだけのときよりも二倍三倍、幸せを得られるようになるのです。 たとえば、恋人や結婚相手、自分の子どもなど、自分以外の人の幸せを考えてみてください。 そんな自分以外の大切な人の幸せを考える時間は、とても充実感がありませんか。 自分が大切にしたい人の幸せを考え、実現してあげたいという気持ち。 そんな気持ちを大切にすることが、自分自身の幸せにつながるのです。 |
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