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★ 内村鑑三の名言 明治期日本のキリスト教思想家。 教会や権力によらない信仰、「無教会主義」を唱えた。
最近は、せっかく苦労して就職しても3年も経たずに退職してしまう人が増えているといいます。その仕事が自分に向いていないと感じたら、すぐさま辞めてしまう。そんなに簡単に仕事の向き不向きが見極められるものなのでしょうか。 内村鑑三は自著の中で「天職に就けた人がいれば、それは当人だけでなく、社会全体にとっても幸福なことだ」という意味のことを記しています。 その一方で、天職に就くことの難しさについては、「たとえ世の中に、自分の理想どおりの仕事があったとしても、その仕事に就けるかどうかはわからない」というのです。 ★ 続けてみないと、見えないものがある 世の中に、天職だと思えるような仕事に就ける人は、ほんの一握りかもしれません。 社会人の多くが、自分のやりたかったことと現実の仕事内容とのギャップに悩んだことがあるといいます。 だからといって、今の仕事を辞めてしまうのは早計というものです。その仕事の本質を知るには、少なくとも3年以上はかかるはずです。 さらに仕事には、いろいろな側面があります。ひとつの仕事の中でも、ある一面が不得意であったとしても、また別の面に得意な分野が隠れているかもしれません。仕事を続けるうちに、自分の強みを活かせる分野が見つかる可能性は大いにあるのです。 「石の上にも3年」ということわざがあります。今、挫けそうになっている人は、もう少しだけ頑張ってみてはどうでしょう。 |
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