|
★ 趣旨 人生は多くの人たちと、同じ船に乗っているようなもので、人との関係や自分の立場など、人生は絶妙なバランスにあるという趣旨です。 その船はとても大きく、園中には多くの人がいると想像してみてください。 あまりにも船が大きく人も多いので、その中の人は、それぞれの生き方を勝手にしていると思われがちです。 ですが、私たちは個人的に勝手な行動をとっているように見えても、それぞれ影響を与え合いながら生きているのです。 自分がいるから船があり、船があるから自分がいるのです。 また、船から見える岸の景色に執着してはなりません。 船は絶えず流れに乗っています。 船から見える岸は、いい景色のときもあれば、悪い景色のときもあります。船は流れのままに移動しているのです。 船は常に川の流れの中にあり、それが当たり前です。 船を固定したがる愚人にならず、いつも流れていることを受け入れましょう。 たとえ嫌なことがあっても、流れに乗っていれば、いい景色がまた見えてくるものです。 |
|
|||
Copyright (C)2015. 古歌・辞世の歌・禅の言葉・名言・格言から生き方を学ぶ All rights reserved. |