|
★ 趣旨 人が本来持っている、仏になる性質を自覚して悟るという意味です。ですから、人を判断するときは、必ず一面だけで判断しないことが大切です。 たとえ、欲が深いように見える人であっても、それは一時のことです。そのような人でも思いやりを持って行動するときがあります。 人の心は、そのときそのとき一瞬で「悪人」にも「善人」らも「仏」にもなりえるのです。 人に対して暴力を振るったり、罵詈雑言を並べ立てたりする人でも、親孝行をしたり、ペットを可愛がったり、人に席を譲ったりするなじ、仏の心を見せることが必ずあります。 欠点のない人はいないのです。 「見性」の「性」とは「心」と同じ意味で、人は本質的に仏と同様の性質を備え持っているということなのです。 それはつまり、あなた自身やあなたの大切な人だけでなく、あなたが普段苦手としている人にも、仏の性質があるということです。一面だけを見て判断するのはやめましょう。 |
|
|||
Copyright (C)2015. 古歌・辞世の歌・禅の言葉・名言・格言から生き方を学ぶ All rights reserved. |