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★ 趣旨 手を取り、ともにいくという意味です。ライバルをよき友、切磋琢磨するよき同士と考えましょう。 思えば人生は、隣人との競争の連続です。 受験にしてもクラブ活動にしても、就職して社会人になればほかの会社と、または同僚や先輩、後輩などライバルの中でしのぎを削り生きていく、張り詰めた毎日を送らねばなりません。 ですが、禅には「把手共行」という言葉があります。 「たとえライバルであり、競い合う関係だとしても、ともに精進を目指して励み、手を取り合っていきなさい、そして親しみ合える、よき仲間となりなさい」と教えています。 プロ野球界やプロサッカー界を思い浮かべてみましょう。 いくつものチームにわかれ、お互いがライバル心むき出しに試合を重ねます。 ですが、それは志を同じくする者同士でのこと、その真剣勝負はともに発展していく要因になっています。 あなたも、こんな発想でライバルとの関係を考え直してみてはいかがでしょう。 |
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