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★ 趣旨 私心のないこと、「自分が自分が」という思いがないこと、公平なことを意味します。 「まずは、自分のこと」ではなく、自己愛を人に与えましょう。 子どもにとって、愛は「与えられるもの」という認識が第一だと思います。 とくに乳児の頃は、お腹が空いても、オムツが汚れても、眠くてもとにかく泣けば、その要求はかなえられます。愛情を与えてもらうことが当たり前なのです。 一方、親の場合はどうでしょう。 自分の子どもには、無条件で愛情を注ぐはずです。見返りなどそのときは考えも及ばないでしょう。 そのとき親は「無私」なのではないでしょうか。 たとえ、自分が寒くても子どもに毛布を与え、自分のお腹が空いていても自分より先に食べ物を与えるという親の行動は、自分の欲求を子どもへの愛情に置き換えているようです。 子どもがいない人も、自分が子どもだったときの親の姿を思い浮かべてください。そこには、間違いなく「無私」の姿があります。 見返りを求める「愛」もあるかもしれませんが、「無私の愛」を与えることができたなら、あなたもきっと清々しく気持ちのよい毎日が送れるはずです。 |
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