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★ 趣旨 美しく完璧な玉は、さらに磨かなければいけないということで、たとえ実力がある人でも、努力を怠れば失敗することもあるという趣旨です。 もともとは「斯言易為緇(このげんは くろとなしやすし)」と続き、玉は瑕がついても磨けばいいが、言葉を誤ってしまうと取り返しがつかないという意味でした。 それがいつしか、「美しい玉がさらに輝き続けるように、努力を続けなさい」という教えになったものです。 不注意な発言をしてしまったり、努力を放棄してしまったりするのは、どちらも慢心があるからです。 たとえば、しゃべることに自信があったとしても、とんでもない失言をしてしまうようでは、その特技を生かせていません。 言葉で実力を発揮したければ、 「ものごとを慎重に深く考える」 「自分の発言が相手にどれだけ影響を与えるか考える」 など、あらゆる方面からの思考と、それを続ける努力が必要なのです。 自分に優れた能力があるからといって、努力を怠らないでください。 努力を続けていく限り、人間にはいくらでも成長の可能性があります。あなたの努力は無駄にはなりません。 |
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